そこで購入した本が、酵母の本。
cobo-net(http://www.cobo-net.com)という人たちが作った本なのですが、
要するに自分で酵母を育てて食べてみようというものです。
というわけで、今月は早速酵母を作ってみました。
素材はヨモギと夏みかん?(もらった柑橘なのでよくわかりません)。
ヨモギはゴールデンウィークに山でとってきたものをそのまま酵母に。
夏みかんは、中身はおいしくいただいて、外皮を酵母にしました。
作り方は簡単。ビンの中に素材と黒蜜(糖分ならなんでもいいみたいで、普通は蜂蜜をつかうそうですが、
家になかったもので・・・)と素材がひたひたになるくらいの水をいれるだけ。
あとは、冷蔵庫で3~5日おいて乳酸菌を発酵させ、その後常温で酵母菌を発酵させる。
ガスの中にガスがたまるので、それを毎日抜いてあげると。
こんな簡単なのに、やっぱし実際やってみると教科書どおりにはいかないみたいですね。
なかなか発酵しなかったり、表面にカビが生えていたり。
発酵具合はえさを増やして放置しておいたら大分良い感じになってきましたが、
カビのほうはどうやら知人に聞いたところによると、ガス抜きを怠ったことが原因だとか。
カビを取り除いて再び発酵させてますが、やっぱし味がよろしくないですね。もう。
途中、ふたを開けるたびに試食してますが、やはり味が大分変わってきます。
柑橘系のほうはそのまま飲んでもおいしい感じ。
ヨモギのはちょっと青臭い感じですが、これまたいける。
ふたを開けると「プシューっ」と音がして「ジュワジュワジュワジュワ」と
気泡があがってくると、
「おー、生きてるよ~」
っと、なんとも言えない感動。
ここ何年か、ヨーグルトを育てているのですが、それとはちょっと違う感じがするのは、
やはり乳酸菌と酵母菌の違いなのですかねぇ。目には見えないけど。
でも・・・最近忙しく料理をする時間がないので、育てた酵母をどうやって使うか・・・