水曜日, 10月 31, 2007

【7】健康の条件

こんにちは、久しぶりに更新します。
で、唐突ですが皆さんに質問です。
皆さんにとって、「健康」とは何ですか?
このブログのタイトルも、「食と健康の智慧」というぐらいだし、ここでちょっと
「健康」ということについて思うところを書いてみたいと思います。
「健康」という言葉には、私たちが普段とても使い慣れています。
最近では「健康ブーム」なんていわれて、やたらと耳にする言葉ですが、
その定義となると、人それぞれでしょう。
ある人にとっては、「健康」とは「宝」かもしれないし、
またある人は、「病気になってはじめてわかるもの」というかもしれないし、
またある人は、「健康なんて理想だ」なんていうかもしれません。
ちなみに、WHOでは健康について
「健康は身体的にも社会的にも完全に良好な状態をいい、単に病気がないとか病弱でないということではない。(Health is a complete physical, mental and social well-being, not merely the absence of disease or infirmity.)」
といっています。なかなか、難しいことを言うものです。

とはいっても、どれが正しいとか間違っているということではなく、
人それぞれ、その人にとっての「健康」というものがあってしかるべきだと思います。
人それぞれ、置かれている環境が違うのだから、違ってあたりまえ。
そして、その違うということがとっても大切なのだと思います。
また、最近ある人に教えていただいたのは、「健康は目的ではない。健康になって何をするかが問題なのです。」ということです。これは、とても大切なことだと思います。

ちなみに、私にとっての健康とは、「すっきりしていること」かな。
頭の中とか、身の回りがごちゃごちゃしてきたら、大体、身体を崩します。
何をやってもうまくいかなくなります。
そういう時は、まず部屋の掃除をして
身の回りを片付けることから始めるようにしています。

また、「健康」についてこんなおもしろい話しを聞きました。
マクロビオテックの創始者である桜沢如一は、「健康の七大条件」というのを提唱していたそうです。それは、
1.決して疲れない、病気をしない(5点)
2.快食(5点)
3.快眠(5点)
4.決して怒らない(10点)
5.決して物忘れをしない(10点)
6.万事スマートに運べる(10点)
7.決してウソをつかない(正直さ)(55点)

の七つ。ちなみに、横の点数がそれぞれの配点になります。
なので、100点という人は多分、現世には存在しないでしょう・・・
でも、これで面白いのが「健康」の条件の半分以上が、身体的、精神的な“状態”でなく、
「ウソをつかない」という“行為”にあるということです。
健全な行いが健全な肉体をつくるということなのかな。

さて、皆さんにとって「健康」って何でしょう?